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生活行動と睡眠に関する研究

定価: 14,300 (本体 13,000 円+税)
睡眠を家政学、生活科学の立場から研究し、その成果を日常生活にフィードバックできるものとして展開。覚醒時の生活を充実させる効果的な睡眠の取り方を提言。

【著者略歴】
神川康子(かみかわ やすこ)
1952年8月生まれ
1975年 奈良女子大学家政学部住居学科卒業
1977年 奈良女子大学大学院家政学研究科住環境学専攻修了
1980年 富山大学教育学部講師
1989年 富山大学教育学部助教授
1998年 富山大学教育学部教授
学術博士
専門分野:家庭管理学、住居学
目次を表示します。
第1部 序論
  第1章 緒言
    第1節 研究の背景 
    第2節 研究の意義と目的
    引用文献
  第2章 研究計画
    第1節 研究計画
    第2節 研究の対象、方法
    第3節 本論文の構成と枠組み
    引用文献
第2部 生活条件が睡眠に及ぼす影響
  第3章 生活・睡眠の基礎
    はじめに
    第1節 日本人の生活と睡眠―NHK国民生活時間調査より―
    第2節 現代人の生活と睡眠
        ―富山県の1982年と1993年の調査から―
    要約
    引用文献
  第4章 生活条件の規制の程度と睡眠
    はじめに
    第1節 規制がある場合―長時間通勤者の生活と睡眠―
    第2節 規制が少ない場合―大学生の生活と睡眠―
    要約
    引用文献
  第5章 家庭内で世話を必要とする対象がある場合
    はじめに
    第1節 乳幼児をもつ母親の睡眠
    第2節 在宅介護者の睡眠
    要約
    引用文献
第3部 睡眠時間条件が睡眠内容に及ぼす影響
  第6章 睡眠時間帯および睡眠量の違いが睡眠に及ぼす影響
    はじめに
    第1節 夜更かしが睡眠パターンに及ぼす影響
    第2節 部分断眠の影響
    第3節 全断眠の影響
    要約
    引用文献
  第7章 睡眠時間による脳幹賦活力や心身機能の回復の違い
    はじめに
    第1節 脳波による脳幹賦活力の検定
    第2節 睡眠時間と脳幹賦活力
    第3節 睡眠時間の違いと疲労・回復の経過
    要約
    引用文献
第4部 生活行動や生理的条件が脳幹賦活力に及ぼす影響
  第8章 生活行動や生理的条件が脳幹賦活力に及ぼす影響
    はじめに
    第1節 肉体疲労・精神疲労と脳幹賦活力
    第2節 季節差が脳幹賦活力に及ぼす影響
    第3節 女性の生理周期と脳幹賦活力
    要約
    引用文献
第5部 結論
  第9章 結論
    第1節 総括
    第2節 今後の課題
既報著書・論文等一覧
謝辞
著者神川康子 著
発行年月日1999年03月15日
頁数292頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1134-3