正岡子規の教育人間学的研究
写生観・死生観の生成過程の分析から
定価:
18,700
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17,000
円+税)
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序章
第一部 子規の写生観形成過程に見る思考の変遷
第一章 子規における初期の写生観と作品
一節 俳句革新における写生観
二節 俳句革新における作品
三節 俳句革新における写生観と作品との総括
第二章 子規における中期の写生観と作品
一節 明治二十九年以降の写生観
二節 明治二十九年以降の作品
三節 明治二十九年以降の写生観と作品との総括
第三章 子規における後期の写生観と作品
一節 明治三十四年以降の写生観
二節 明治三十四年以降の作品
三節 明治三十四年以降の写生観と作品との総括
第二部 子規の死生観生成過程に見る思考の変遷
第一章 概念規定
第二章 文学に見る病・死の位置づけ
第三章 生における非連続性への遭遇―子規の体験を中心に
一節 初めての喀血
二節 俳句への道
三節 従軍記者体験
四節 道灌山事件
五節 他者の死から自己の死へ
第四章 子規の死生観―子規の思考を中心に
一節 概念的死生観
二節 体験的死生観
第五章 俳句・短歌に見る子規の死生観
第六章 子規における死生観の考察及び検討
終章
註
あとがき