アメリカ新社会科の研究
社会科学科の内容構成
定価:
15,400
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14,000
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序章 本研究の意義と方法
第一節 研究主題
第二節 本研究の特質と意義
第三節 研究方法と本論文の構成
第一章 アメリカ新社会科と社会科学教育
第一節 アメリカ新社会科の性格
一 アメリカ新社会科の成立・発展・衰退と再評価
二 アメリカ新社会科の性格
第二節 社会科学科教育内容構成の課題と類型
一 これまでの新社会科の類型論とその検討
二 社会科学科内容構成の課題と類型
第二章 単一社会科学型の内容構成
第一節 内容構成の課題と事例
第二節 全体構成―「ホルト社会科」
第三節 分析的社会科学に基づく科目・単元構成―『比較政治システム』
一 「ホルト社会科」の『比較政治システム』
二 内容構成の理論的基礎
(一)比較政治学の成立
(二)マクリディスの理論
(三)比較政治学と政治学習
三「ホルト社会科」第9学年1学期『比較政治システム』の内容構成
第四節 総合的社会科学に基づく科目・単元構成―『西洋社会の形成』
一 『西洋社会の形成』の全体構成
二 「歴史研究法」
三 分析的質問
四 「歴史研究法」それ自体を教授・学習する単元構成
―「歴史研究への導入」を事例として
五 総合的社会科学に基づく単元構成―『西洋社会の形成』
第3章「ルネサンス」を事例として
第五節 内容構成の論理と問題点
第三章 複合社会科学型の内容構成
第一節 内容構成の課題と事例
第二節 複合社会科学型に基づく教科・単元構成
―「ハーコート社会科学」
一 全体構成―「ハーコート社会科学」
(一)全体の内容構成
(二)スコープとシークエンス
(三)各学年の内容
1.幼稚園―アメリカ合衆国民の祖国―
2.第1学年―私と私たち―
3.第2学年―他の人々―
4.第3学年―コミュニティ―
5・第4学年―社会的行動と相互作用―
6.第5学年―人々の行動の文化的背景―
7.第6学年―人間と行動システム―
(四)「ハーコート社会科学」の全体的特徴
二 「ハーコート社会科学」の単元構成
(一)単元構成の類型
(二)社会科学的概念対応事実教授型の単元構成―幼稚園単元3
「ガーナ」を事例として
(三)社会科学的概念教授型の単元構成―第2学年単元7
「あなたの環境を使うこと」を事例として
(四)社会科学的概念・価値教授型の単元構成―第6学年単元3
「社会と相互作用している集団」を事例として
1.単元の目標―社会学の概念とそれに関連した価値の教授
2.単元の全体的特徴
3.小単元第4節「一つの社会の中で伝承された地位」(インド)の授業構成
4.社会科学的概念・価値教授型の単元構成の意義と特質
第三節 複合社会科学型に基づく科目・単元構成
―「フィールド中等社会科」の『合衆国史のさまざまな見方』
一 『合衆国史のさまざまな見方』の全体構成
二 『合衆国史のさまざまな見方』の単元構成
(一)総合的社会科学に基づく単元構成―単元1「再統合期を通じての
アメリカ」を事例として
(二)分析的社会科学に基づく単元・授業構成―単元4「アメリカの経済」第18章「戦時と繁栄」を事例として
三 教材の中での社会科学的見方の深化のさせ方
(一)「拡大されたテーマ」の方式
(二)「深い取り扱い」の方式
第四節 内容構成の論理と問題点
第四章 統合社会科学型の内容構成
第一節 内容構成の課題と事例
第二節 全体構成―「フィールド初等社会科」
一 「フィールド初等社会科」の全体的特色
二 「フィールド初等社会科」の各学年の内容
第三節 事象統合に基づく科目・単元構成
―「フィールド初等社会科」第7学年『人類の冒険』
一 『人類の冒険』の科目の全体構成
二 事象統合に基づく単元構成
(一)事象統合による概念構造とその指導法
(二)事象統合に基づく単元構成―単元9「技術と20世紀」の
24章「共産主義、民主主義、及び第三世界」を事例として
三 『人類の冒険』の探究プロセス
四 統合社会科学型の内容構成を支える教材―『人類の冒険』の教材の検討
第四節 内容構成の論理と問題点
第五章 総合社会科学型の内容構成
第一節 内容構成の課題と事例
第二節 総合社会科学型に基づく教科・単元構成―「シルバー社会科学」
一 全体構成―「シルバー社会科学」
(一)全体の内容構成
(二)スコープとシークエンス
二 各学年の内容と全体的特徴
(一)各学年の内容
1.第1学年『家族の中の生活』
―社会的集団の基礎である家族の学習―
2.第2学年『コミュニティの生活』―人間の生活の基本的な場
であるコミュニティの学習―
3.第3学年『人々と資源』―人々の生活を支える資源の学習―
4.第4学年『諸地域の人々』―世界の諸地域と人々の生活の学習―
5.第5学年『人々とアイデア』―人間とその環境、生活を変えてきた
発明やアイデアの学習―
6.第6学年『アメリカの人々』―南北両アメリカについての学習―
7.第7学年『人々と変化』―人々に変化をもたらす原因とこれらを
探究する仕方の学習―
8.第8学年『これがわれわれの世界だ』―地球・人間・社会と未来
についての学習―
(二)「シルバー社会科学」の全体的特徴
第三節 社会諸科学の共通の概念に基づく科目・単元構成―「シルバー
社会科学」
一 単元構成の類型
二 社会諸科学の共通概念対応事実教授型の単元構成―第2学年
『コミュニティの生活』の単元6「コミュニティはルールを作る」を 事例として
(一)単元の内容構成とその特色
(二)単元を支える社会諸科学の概念
三 社会諸科学の概念教授型単元―第6学年『アメリカの人々』
の単元1「文化を探る」の第5章「ヨーロッパの人々
アフリカの人々が新世界に来る」を事例として
第四節 内容構成の論理と問題点
第六章 総合社会・自然科学型の内容構成
第一節 内容構成の課題と事例
第二節 総合社会・自然科学型に基づく教科・単元構成―「ホウトン
社会科」
一 全体構成―「ホウトン社会科」
(一)全体の構成
(二)四つの学際的な概念に基づくスコープとシークエンス
1.四つの学際的な概念
2.スコープとシークエンス
二 各学年の内容と社会諸科学の概念
(一)各学年の内容
1.幼稚園『私』
2.第1学年『われわれがすること』
3.第2学年『われわれのまわりの世界』
4.第3学年『われわれはだれなのか』
5.第4学年『惑星地球』
6.第5学年『合衆国』
7.第6学年『人々の生活様式』
(二)「ホウトン社会科」のカリキュラムの意義と特質
1.「ホウトン社会科」の学年段階的特徴
2.各学年で教授・学習される社会諸科学の概念
第三節 集団・環掛こ基づく科目・単元構成
一 集団に基礎を置く単元構成―第3学年『われわれはだれなのか』の
単元3「集団とは何か」を事例として
二 環境に基礎をおく単元構成―第4学年『惑星地球』の単元4
「あなたの周りの水」を事例として
三 ミクロからマクロへの単元構成―第5学年『合衆国』の単元4
「グローバル・コミュニティにおける合衆国」を事例として
四 集団・環境に基づく単元構成―第6学年『人々の生活様式』
の単元3「どのように文化は多様化し変化するか」を事例として
第四節 内容構成の論理と問題点
第七章 社会科学科内容構成の論理と問題点
終章 アメリカ新社会科の特徴と問題点
資料及び参考文献
あとがき