博士論文・心理学・教育学など書籍・学術出版社｜(株）風間書房

交流分析の理論と実践技法

現場に役立つ手引き

目次を表示します。

監訳者まえがき
本書を捧げる
はじめに
第1章　TAとは
　　　　“そうじゃないよ、シグムント。超越的瞑想法とは関係ないんだよ。”
第2章　自我状態
　　　　“一度どう?6人で楽しくやろうよ”
　　　「子ども」の自我状態
　　　　　構造分析
　　　　　機能分析
　　　「成人」の自我状態
　　　　　構造分析
　　　　　機能分析
　　　「親」の自我状態
　　　　　構造分析
　　　　　自我状態
　　　自我状態のオプション
　　　自我状態の長所と短所
　　　「親」、「成人」、「子ども」と超自我、エゴ、イドとの比較
　　　構造図と例
　　　機能図と例
　　　構造と機能の相互関係
　　　自我状態の診断
　　　エゴグラム
　　　準拠枠
　　　エネルギーと執行役の支配
　　　　エネルギー
　　　　執行役と自己
　　　　執行役としての「子ども」
　　　　「子ども」には常に心的エネルギーが注入されている
　　　　意識的気づき
　　　自我状態の病理
　　　　汚染
　　　　除外
　　　トリートメント(治療面接)の際の留意点
第3章　ストローク
　　　　“どこにも行かないでくれ。僕の脊髄が君を必要としているんだ!”
　　　刺激飢餓
　　　　ストローキング
　　　　ストローク経済
　　　外的、内的なストローク
　　　各自に適したストロークを
　　　　肯定的、否定的、フィルターを通したストローク
　　　　無条件と条件付きのストローク
　　　ストロークの価値
　　　　ストロークのパワー
　　　　ストロークの発信源
　　　　ストローク・フィルター
　　　ストローキング・プロフィール
　　　トリートメント(治療面接)の際の留意点
第4章　やりとり分析
　　　　“あなたはわたしが言ったと思ったことを理解したと信じているでしょ。でも、あなたが聞いたと思ったことは本当に私が言いたかったことではないということにあなたは気づいているかしら。”
　　　通常の交流とコミュニケーションの原則
　　　　相補交流
　　　　交差交流
　　　　裏面交流
　　　交流の特別なタイプ
　　　　キャロム
　　　　絞首台の交流
　　　　ブルズアイ
　　　トリートメント(治療面接)の際の留意点
　　　　関係図　
第5章　時間の構造化
　　　　“時間とは気を揉むもの”
　　　構造飢餓
　　　　ひきこもり
　　　　儀式
　　　　暇つぶし
　　　　活動
　　　　ラケットとゲーム
　　　　親密さ
　　　時間の構造化と自我状態
　　　時間の構造化とストローク
　　　トリートメント(治療面接)の際の留意点
　　　　トリートメントセッションでの時間の構造化
　　　　クライエントの時間の構造化を扱う　
第6章　人間になるということ
　　　　“どんぐりだって愛が必要!”
　　　人間の成長
　　　　発達段階
　　　トリートメント(治療面接)の際の留意点
　　　　再養育法
第7章　共生関係と値引き
　　　　“君が9歳で僕が8歳。そう、僕たちは2人合わせて17歳だったことを覚えている?”
　　　共生関係
　　　値引き
　　　受動行動
　　　再定義のやりとり
　　　人生の立場
　　　OK牧場
　　　トリートメント(治療面接)の際の留意点
第8章　ラケットとゲーム
　　　　“ふたつの‘餌’と‘こいつは驚きだ’でひとつの神経衰弱と交換だ”
　　　ラケットとラケット感情
　　　ドラマの三角図
　　　ゲーム
　　　形式的なゲーム分析
　　　ドラマの三角図のゲーム分析
　　　ゲームの交流分析
　　　共生関係の図
　　　Gの方程式
　　　ゲームの5つの分析
　　　スタンプ
　　　まとめと事例
　　　トリートメント(治療面接)の際の留意点
第9章　脚本
　　　　“母は言った。これと同じような日があったわね。”
　　　決断
　　　決断をする要因
　　　　傷つきやすさの指標
　　　　メッセージのスタイル
　　　　メッセージのパワー
　　　メッセージの種類
　　　　決断スケール
　　　　許可と禁止令
　　　　アロアーとドライバー
　　　　脚本とサブ脚本
　　　　脚本図式
　　　脚本の発達
　　　　脚本機構
　　　人生を運命づけるもの
　　　脚本診断
　　　　脚本質問
　　　　簡潔な脚本分析
　　　　脚本サイン
　　　　空想
第10章　再決断
　　　　　“9つの命を持つのは猫だけではない”
　　　　イムパス
　　　　変化への諸要因
　　　　　動機づけ
　　　　　安全感
　　　　　3つのP
　　　　再決断の特徴
　　　　治癒!?
　　　　　トリートメントのタイプ
第11章　脚本行動
　　　　　“もし自分がどこにいるのかわかっていたら、ここにいると思う?”
　　　　プロセスと内容
　　　　　脚本内容
　　　　　脚本プロセス
　　　　ミニ脚本
　　　　　OKではないミニ脚本
　　　　　OKのミニ脚本
　　　　脚本パターン
　　　　トリートメント(治療面接)の際の留意点
　　　　　OK感を誘う
　　　　　自我状態、ドライバー、そして脚本パターン
　　　　　「親」の連続体
第12章　交流分析的トリートメント
　　　　　“…友人たちからほんの少しの助けを借りて”
　　　　交流分析的トリートメントとは何か?
　　　　交流分析の学派
　　　　契約
　　　　　ビジネス契約
　　　　　トリートメント契約
　　　　　ワーキング合意
　　　　　三者契約
　　　　　要約
　　　　集団療法
　　　　トリートメントの段階
　　　　セラピーの4つのルール
　　　　クライエントが変化しない時はどうするか
　　　　クライエントが変化する時
付録　学ぶ体験
　　自我状態
　　ストローク
　　交流
　　時間の構造化
　　通常の発達
　　ラケットとゲーム
　　脚本
索引
訳者あとがき