博士論文・心理学・教育学など書籍・学術出版社|(株)風間書房

子どもが動物に出会うとき

定価: 1,650 (本体 1,500 円+税)
幼児教育現場での動物飼育を発達的観点から検証するとともに、海外の学童保育や動物園での学習プログラム紹介により、教育、保育、動物園関係者に示唆を与える。

【著者略歴】
並木美砂子(なみき みさこ)
千葉市動物公園飼育課 主査

1957年生まれ 仙台市出身
東京農工大学、千葉大学大学院を経て千葉市動物公園に勤務
お茶の水女子大学大学院博士課程修了 博士(学術)

所属学会等 日本保育学会・全日本博物館学会・日本質的心理学会・野生生物保全論研究会

研究領域 博物館教育・動物園教育

著書
『動物園における親子コミュニケーション』(風間書房 2005)など
目次を表示します。
第1章 身近な動物-人間との関わりの歴史模様-
 1 人類の永遠の伴侶「イヌ」
 2 孤高の狩人「ネコ」
 3 気品あふれる「ウマ」
 4 糞はごちそう、「ウサギ」
第2章 動物たちを「飼い続ける」ということ-ある幼稚園での「観察日誌」から-
 1 せんせい! ザリガニがふえちゃった
 2 ぼくたち、動物のおせわをするんだよ
 3 アヒルは死ぬことがありますか? 
 4 親子で行う動物の世話
 5 あらためて考える「幼稚園での動物飼育」の意味
第3章 デンマーク流「子どもと動物」-学童保育と動物園でのひとこまから‐
 1 動物たちのいる学童保育
 2 コペンハーゲン動物園での飼育体験プログラム
第4章 動物園の学習プログラムづくり-子どもの発達に応じて働きかける-
 1 幼児
 2 小学生
 3 印象深い出会いの場をつくるために
第5章 生きていることの「実感」を根底に-子どもたちの見えない力を信じた取り組みの提案-
 1 生きていることの「実感」とは
 2 「個体への愛着」から「生き物なりの暮らしかたへの関心」へ
 3 「表現の場と時間」への期待
 4 「子ども向け」とは?
 5 家族での学びについて
 6 子ども動物園の新しいコンセプト

 
著者並木美砂子 著
発行年月日2008年11月30日
頁数178頁
判型 四六
ISBNコード978-4-7599-1707-9
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