中等地理教育内容開発研究
社会認識形成のための地誌学習
定価:
10,450
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9,500
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序章 本研究の意義と方法
第一節 研究主題
第二節 本研究の意義と特質
第三節 研究方法と論文の構成
第一部 社会認識形成のための中等地理教育改革
第一章 社会認識形成からみた中等地理教育の現状と課題
第一節 地理学教授を前提とした中等地理教育内容開発
一 地理学教授を前提とした中等地理教育
二 閉ざされた中等地理教育内容開発
第二節 閉ざされた中等地理授業
一 社会認識形成を視点とした地理授業の類型化
二 社会認識形成を視点とした中等地理授業の分析
三 社会認識形成からみた中等地理授業の現状と閉ざされた地誌学習
第二章 社会認識形成のための地誌学習改革
第一節 今日の中等地理授業における地誌学習論
一 地域の個別事象を捉えさせる地誌学習論
二 地域の個別事象の関連を捉えさせる地誌学習論
三 地域を説明する理論を捉えさせる地誌学習論
第二節 社会認識形成をめざす地誌学習改革の方向性
一 今日の地誌授業実践が示唆するもの
二 近年の地誌学研究の動向が示唆するもの
三 理論を中核にした地誌学習論
第二部 社会認識形成のための地理教育内容開発
第三章 理論を中核にした地誌学習の内容設計論
第一節 総合的理論による地域的特色の捉え方
一 総合的理論と地域的特色
二 総合的理論と地域との関係
三 理論の批判・吟味による学習過程
四 総合的理論と対象地域の設定
第二節 理論を中核にした地誌学習の類型
一 総合的理論の二つの類型
二 社会認識形成と総合的理論
第四章 社会的事象の構造化による総合的理論を中核にした地誌学習の教育内容開発の実際
第一節 社会的事象の構造化による総合的理論
一 主題の設定―今日のオーストラリア社会とオーストラリア研究―
二 対象地域設定の理由
三 社会的事象の構造化―オーストラリア社会を説明する理論―
第二節 単元「オーストラリア」の教授計画書
一 単元「オーストラリア」
二 単元の目的
三 到達目標
四 単元構成と発問の組織化
五 授業展開
六 活用された資料と教材
第三節 授業実践の成果と課題
一 授業記録
二 知識の獲得と社会認識形成
三 成果と課題
第五章 中範囲の理論に基づく総合的理論を中核にした地誌学習の教育内容開発の実際(1)
第一節 中範囲の理論に基づく総合的理論
一 主題の設定―今日のイスラーム社会とイスラーム研究―
二 イスラーム社会を説明する理論
三 対象地域設定の理由
第二節 単元「イスラーム社会」の教授計画書
一 単元「イスラーム社会―なぜ,テロが起こるのか?―」
二 単元の目的
三 到達目標
四 指導計画と単元構成
五 授業展開
第三節 教授計画書作成の成果と課題
第六章 中範囲の理論に基づく総合的理論を中核にした地誌学習の教育内容開発の実際(2)
第一節 中範囲の理論に基づく総合的理論
一 主題の設定―今日のヨーロッパ社会とヨーロッパ研究―
二 ヨーロッパ社会を説明する理論
三 対象地域設定の理由
第二節 単元「ヨーロッパ」の教授計画書
一 単元「ヨーロッパ」
二 単元の目的
三 到達目標
四 指導計画と単元構成
五 授業展開
第三節 教授計画書作成の成果と課題
第七章 類型的理論に基づく総合的理論を中核にした地誌学習の教育内容開発の実際
第一節 類型的理論に基づく総合的理論
一 主題の設定―今日のインド社会とインド研究―
二 インド社会を説明する理論
三 対象地域設定の理由
第二節 単元「インド」の教授計画書
一 単元「インド―マクドナルドと農民の自殺―」
二 単元の目的
三 到達目標
四 指導計画と単元構成
五 授業展開
第三節 授業実践の成果と課題
一 「学習材」を活用した教授計画書の追試
二 知識の獲得と社会認識形成
三 正かと課題
第八章 普遍的理論に基づく総合的理論を中核にした地誌学習の教育内容開発の実際
第一節 普遍的理論に基づく総合的理論
一 主題の設定―今日のラテンアメリカ社会とラテンアメリカ研究―
二 ラテンアメリカ社会を説明する理論
三 対象地域設定の理由
第二節 単元「ラテンアメリカ」の教授計画書
一 単元「ラテンアメリカ―ブラジルを事例として―」
二 単元の目的
三 到達目標
四 指導計画と単元構成
五 授業展開
第三節 授業実践の成果と課題
一 教授計画書の追試
二 知識の獲得と社会認識形成
三 成果と課題
終章 理論を中核にした地誌学習の教育内容開発の意義
参考文献
あとがき