日本の高校生に対する法教育改革の方向性
日本の高校生2000人調査を踏まえて
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はじめに
第1章 日本の高校生はどのような法知識・法意見・法意識を有しているのか?
第1節 高校生を対象とした質問紙調査
1.調査概要
2.法知識に関する調査結果
3.法意見に関する調査結果
4.法知識に関する調査と法意見に関する調査の関連
第2節 法知識と法意見の関連についての分析
1.問題設定―法知識と法意見の関連
2.分析に必要な変数の設定と分析手法
3.法知識・法意見の組み合わせごとの分析
4.小括
5.法意識を踏まえた検討
第3節 高校生を対象とした量的調査から法教育改革に示唆するもの
1.日本の法教育研究の課題
2.「調査研究」から見えてきた法教育改革に示唆するもの:新科目「公共」における展開を中心として
第2章 高校生は刑事手続きに関する授業を受けて,どのような判断をしたのか?―「黙秘権」「自白強要の禁止」を事例に―
第1節 実験授業の開発と実践
1.本授業の研究的背景
2.実験授業「黙秘権」「自白強要の禁止」の目的・意図
3.授業構成上のねらい
4.実践プラン(授業の概要)
第2節 実験授業の結果から見えてくる日本の高校生の現状
1.A高校での実践
2.B高校での実践
第3節 黙秘権をどう教えるか
1.はじめに
2.「黙秘権」概説
3.「法」に関するメタ知識
4.刑事司法とはいかなる営みか
5.「黙秘権」を素材とする法教育のあり方
補遺1 高校生を対象とする調査において用いた質問紙
補遺2 公民科履修の有無別の法知識の回答分布
補遺3 法意識質問項目のワーディング及び単純集計
補遺4 その他の項目の単純集計結果
おわりに
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