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日本の高校生に対する法教育改革の方向性

日本の高校生2000人調査を踏まえて

定価: 3,850 (本体 3,500 円+税)

日本の高校生はどのような法知識・法意見・法意識を有しているのか。2000人調査の結果を分析し、黙秘権・自白強要の禁止についても言及。

【編著者紹介】
橋本康弘(福井大学教授)
土井真一(京都大学教授)
佐伯昌彦(千葉大学教授)
吉村功太郎(宮崎大学教授)
目次を表示します。
はじめに
第1章 日本の高校生はどのような法知識・法意見・法意識を有しているのか?
 第1節 高校生を対象とした質問紙調査
  1.調査概要
  2.法知識に関する調査結果
  3.法意見に関する調査結果
  4.法知識に関する調査と法意見に関する調査の関連
 第2節 法知識と法意見の関連についての分析
  1.問題設定―法知識と法意見の関連
  2.分析に必要な変数の設定と分析手法
  3.法知識・法意見の組み合わせごとの分析
  4.小括
  5.法意識を踏まえた検討
 第3節 高校生を対象とした量的調査から法教育改革に示唆するもの
  1.日本の法教育研究の課題
  2.「調査研究」から見えてきた法教育改革に示唆するもの:新科目「公共」における展開を中心として
第2章 高校生は刑事手続きに関する授業を受けて,どのような判断をしたのか?―「黙秘権」「自白強要の禁止」を事例に―
 第1節 実験授業の開発と実践
  1.本授業の研究的背景
  2.実験授業「黙秘権」「自白強要の禁止」の目的・意図
  3.授業構成上のねらい
  4.実践プラン(授業の概要)
 第2節 実験授業の結果から見えてくる日本の高校生の現状
  1.A高校での実践
  2.B高校での実践
 第3節 黙秘権をどう教えるか
  1.はじめに
  2.「黙秘権」概説
  3.「法」に関するメタ知識
  4.刑事司法とはいかなる営みか
  5.「黙秘権」を素材とする法教育のあり方

補遺1 高校生を対象とする調査において用いた質問紙
補遺2 公民科履修の有無別の法知識の回答分布
補遺3 法意識質問項目のワーディング及び単純集計
補遺4 その他の項目の単純集計結果

おわりに
執筆者一覧
著者橋本康弘・土井真一・佐伯昌彦・吉村功太郎 編著
発行年月日2020年02月20日
頁数266頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2314-8

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