パターン認知の心理物理学
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まえがき
第1部 対称性認知
第1章 回転と鏡映の変換
1-1 日本の家紋と群論
1-2 ESSと変換構造説
第2章 正六角枠での要素パターンに対する良さと複雑さ
2-1 群の位数への依存性(実験1)
2-2 カードを用いた自由観察法での一般的方法
2-3 群の位数と直線性とコントラスト極性(実験2)
第3章 正方枠での要素パターンに対する認知判断と群論モデル
3-1 白黒非充填パターンに対する良さと複雑さ(実験1)
3-2 白黒充填パターン対に対する類似性(実験2)
3-3 要素数とコントラスト極性が異なるパターン対に対する類似性(実験3)
第4章 良さと複雑さに対する空間フィルタと群論による3階層モデル
4-1 基礎と拡大条件での21要素パターン(実験1)
4-2 基礎条件での8と13と21要素パターン(実験2)
4-3 拡大条件での8と13と21要素パターン(実験3)
4-4 房条件での8と13と21要素パターン
第5章 反復パターンに対する認知判断
5-1 良さと複雑さ(実験1)
5-2 類似性(実験2)
第6章 1次元白黒充填パターンに対する認知判断
6-1 良さと複雑さ
6-2 類似性と良さに対する変換群構造説
6-2-1 類似性
6-2-2 良さ
第2部 輪郭線知覚と明るさ錯視
第1章 興奮と抑制の拮抗過程および数理モデル
1-1 Machバンドと辺縁対比
1-2 Békésyの興奮と抑制の拮抗過程
1-3 DOGの輝度依存性と変曲点と情報低減
1-4 4段階数理モデルによる辺縁対比のシミュレーション
第2章 明るさ水準の低下と明るさ錯視による5段階定性的モデル
2-1 輪郭線知覚とCraik-O'Brien錯視
2-2 補償法によるCraik-O'Brien錯視の検討
2-3 Craik-O'Brien-Cornsweet錯視
第3章 明るさ対比の諸相と5段階定性的モデル
3-1 明るさの同時対比
3-2 半矩形波パターンでの明るさ対比と同化
3-3 分離事態での明るさ対比誘導
第4章 Ehrenstein錯視に対する3段階定性的モデル
4-1 錯視的輪郭線
4-2 Ehrenstein錯視
第3部 幾何学的錯視での円の大きさ
第1章 大きさ円対比としてのEbbinghaus錯視
1-1 周辺大と小と混合円での円周間距離(実験1)
1-2 幾何学的錯視の異方性(実験2)
第2章 比較判断によるDelboeuf錯視
2-1 極限法による検討
2-2 恒常法による検討
第3章 絶対判断による同心円錯視と判断順序効果
第4部 重量判断における負の時間順序効果
第1章 負の時間順序効果における興奮と抑制
あとがき
謝辞
引用文献