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社会科・地理教育実践学の探求

教職大学院で教科教育を学ぶ

定価: 3,300 (本体 3,000 円+税)

国際的な教員養成理論であるセルフスタディ論を礎に、編著者が指導した実践的学修成果を、教職大学院での教科教育学修テキストとして構成・編集した書。

【編著者紹介】
志村 喬(上越教育大学 副学長・教授)
単著・主要編著書 『現代イギリス地理教育の展開』 『初等社会科教育研究』 『中等社会系教科教育研究』 『社会科教育へのケイパビリティ・アプローチ』 (全て風間書房刊)

【執筆者紹介(執筆順)】
浅賀裕加利(群馬県 渋川市立長尾小学校 教諭)
瀨戸川夏樹(千葉県 松戸市立小金北小学校 教諭)
池下 誠(東京都 拓殖大学 非常勤講師ほか)
大﨑賢一(群馬県 群馬県立文書館 指導主事)
戸田佳孝(愛知県 名古屋市立瑞穂ヶ丘中学校 校長)
業田智行(長野県 須坂市立高甫小学校 教諭)
宮下祐治(新潟県 燕市立燕西小学校 主幹教諭)
栗田明典(新潟県 南魚沼市立六日町小学校 教諭)
安岡卓行(栃木県 宇都宮市立陽南中学校 主幹教諭)
阿部信也(新潟県 長岡市立東北中学校 教諭)
廣岡英明(群馬県 高崎市立南小学校 校長)
目次を表示します。


序章 教職大学院で社会科・地理教育学を学ぶ
 ―本書の目的と構成―(志村喬)


第Ⅰ部:教育課程の変遷と目指す授業
企図されたカリキュラムと授業像(志村喬)

第1章 生活科開発期・開始期における地図学習の実際
 ―生活科と社会科の地図学習接続の観点から―(浅賀裕加利)

第2章 中学校社会科地理的分野における地域区分の実際と地域区分能力の扱いの変遷
 ―学習指導要領並びに教科書本文・掲載図表分析から―(瀨戸川夏樹)

第3章 地理的認識を育成し公民的資質を養う中学校社会科地理的分野のカリキュラム開発(池下誠)

第Ⅱ部:授業実践実態と授業開発
実践されたカリキュラムとしての授業(志村喬)

第4章 小学校社会科における市区町村の学習での野外調査の実際と活用
 ―群馬県前橋市を事例に―(大﨑賢一)
第5章 1998(平成10年)年版中学校社会科学習指導要領で導入された選択的「都道府県」学習の理論と実際(戸田佳孝)

第Ⅲ部:開発授業の実践分析と授業・カリキュラム改善
授業実践の分析から授業改善,そしてカリキュラム提案へ(志村喬)

第6章 小学校第3学年「身近な地域」の学習でのフィールドワークにおける児童の認識・能力内容
 ―探求型と見学型の臨床的比較分析―(業田智行)
第7章 ESD構成概念を取り入れた小学校第4学年の授業開発と実践授業の分析
 ―単元「廃棄物の処理」―(宮下祐治)
第8章 小学校社会科における世界地誌的学習の開発と提案
 ―第6学年における実践授業の分析をふまえて―(栗田明典)
第9章 地理写真の読解力を図る中学校での授業開発
 ―読解プロセスを踏まえた授業実践の分析―(安岡卓行)
第10章 自校化された防災教育カリキュラムの開発と実践
 ―中学校社会科地理的分野を中核にした授業実践・分析―(阿部信也)
第11章 小学校地図学習導入期(低学年)の授業改善
 ―生活科との地図学習接続の観点からの合科的カリキュラム・指導計画の提案―(廣岡英明)

終章 教科教育実践学と教員養成
  ―よりよい教科授業を目指す実践的研究者としての教師―(志村喬)

あとがき―「実践的研究者としての教師」への期待―(志村喬)

索引
執筆者紹介
著者志村喬 編著
発行年月日2023年10月15日
頁数274頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2481-7

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