学校での環境教育における「参加型学習」の研究
定価:
6,050
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刊行にあたって
第1章 序論
第1節 本研究の背景と問題の所在
第2節 本研究の主題と目的
第3節 本研究における用語の概念整理
1)環境教育
2)持続可能な開発のための教育(ESD)
3)持続可能な地域づくり
4)環境教育・ESD・「持続可能な地域づくり」の関係
5)参加
6)まとめ
第2章 本研究における分析の枠組
第1節 概説
第2節 先行研究のレビュー
1)ESDに関する海外の研究
2)「環境教育からESDへの移行過程」に関する研究
3)ESDと「持続可能な地域づくり」に関する萌芽的研究
4)「参加」「参加型学習」に関する研究
5)先行研究に対する批判的検討
第3節 本研究の分析枠組の検討
1)分析枠組の背景理論
2)分析枠組としての「地域と教育」論
3)研究目的
4)本研究における分析方法
5)本研究の章構成
6)本研究の独自性と限界
第3章 ESDに向けた環境教育における「参加型学習」概念の検討
第1節 概説
第2節 問題の所在
第3節 環境教育における「参加型学習」とは何か
1)参加型学習の思想と成立過程
2)参加型学習の特性
3)環境教育における参加型学習の特性
第4節 ESDに向けた環境教育における「参加型学習」の検討
1)「持続可能性」の観点からの参加型学習の再検討
2)ワールド・スタディーズ(WS)の考察
3)プロジェクト・ワイルド(PW)の考察
4)「子どもの参画」論の考察
5)3つの事例研究における参加型学習の位置
第5節 参加型学習の特性の検討要因
第6節 まとめと考察
第4章 学校での環境教育における「参加型学習」の実践評価―茨城県牛久市「学校ビオトープから始まるまちづくり」事業を事例として―
第1節 概説
第2節 問題の所在
第3節 事例の概要と選定理由
1)牛久市事業の概要
2)アサザプロジェクトにおける牛久市事業の意義
3)事例の選定理由
第4節 調査方法
1)評価の枠組
2)調査計画の予備的立案
3)調査デザインの確定と準備調査
4)本調査の実施
第5節 調査結果1:牛久市事業の組織評価
1)「学校ビオトープから始まるまちづくり」事業の形態
2)事業体制の機能に関する評価
第6節 調査結果2:子どもの「参加意欲」の形成
1)各学校の授業の概要
2)各学校の子どもの「参加意欲」意識調査結果
3)「提言活動」への参加意欲から見る子どもの地域観
第7節 調査結果3:神谷小の授業分析
1)2005年度の授業概要
2)2006年度の授業概要
3)神谷小のカリキュラム評価
第8節 まとめと考察
第5章 「持続可能な地域づくり」過程における参加型学習の位置
第1節 概説
第2節 「持続可能な地域づくり」としてのアサザプロジェクト実践
1)アサザプロジェクトとは何か
2)「地域教育システム化論」との接合
3)「教育内容と地域」の観点から見るアサザプロジェクト
4)「学校と地域」の観点から見るアサザプロジェクト
第3節 「持続可能な地域づくり」過程における参加型学習
1)「学習論」の再検討
2)参加型「学習」観の調査
3)調査結果の分析と考察
第4節 まとめと考察
第6章 結論
第1節 概説
第2節 各章のまとめ
1)序論
2)本研究における分析の枠組
3)ESDに向けた環境教育における「参加型学習」概念の検討
4)学校での環境教育における「参加型学習」の実践評価
5)「持続可能な地域づくり」過程における参加型学習の位置
第3節 総合考察
第4節 今後の課題
引用文献
謝辞
資料-1:「学校ビオトープから始まるまちづくり」事業に関する教員意識調査
資料-2:「学校ビオトープから始まるまちづくり」事業児童用アンケート
資料-3:総合学習アンケート